足回り点検をしてブレーキ・ライニングの消耗が確認されました。
お客様に交換の確認を取り整備開始です。 |
少し見辛いのですが、向かって右側のブレーキ・ライニングが薄くなっています。
このままではブレーキ・ドラムと直接接触して、ブレーキ・ドラムに損傷を与えてしまいます。 |
右が古いブレーキ・ライニング、左が新品、厚みの違いは一目瞭然です。
この時にパーツ違いがないか新品と並べて良く見比べます。稀にですが違う車種のパーツが届くこともあるので^^; |
ドラム内はブレーキ・ライニングの他にアジャスターや調整ロッドなど幾つかの部品で構成されています。
そのなかでもライニングを引き合わせているスプリングを外す際は注意が必要で、これが顔に当たればほぼ確実に怪我をします。飛んで行けば見失います^^;
各車によって仕組みも違いますので片輪づつばらしていきます。 |
パーツクリーナーでカスや埃を清掃後にライニングとの接触部分に超耐熱潤滑剤スプレーを吹きつけました。白く垂れているのがそれです、錆止め鳴き止めの効果があります。 |
組み上げて終了です。パーツの向きや方向などはバラさなかった片輪と見比べながら組むと間違いありません。
この車はブレーキの自動調節が付いていますが、目いっぱい縮めてしますと調節に時間が掛かり過ぎるので予め調節ロッドでドラムとライニングの隙間を縮めてから組みました。
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